「テレマン弦楽四重奏」演奏会、ご来場ありがとうございました!
8月19日(木)テレマン・マンスリーコンサート『クラシカル楽器で聴く ウィーン古典派弦楽四重奏』
演奏:「テレマン弦楽四重奏」(Telemann String Quartet)
ヴァイオリンⅠ:浅井咲乃 ヴァイオリンⅡ:三谷彩佳 ヴィオラ:姜 隆光 チェロ:鷲見 敏
コロナ禍のなかですが、無事マンスリーコンサートを終える事ができました。会場規定の定員いっぱいのお客様に来て頂けて本当に嬉しかったです。ありがとうございました!
今回はテレマン初の弦楽四重奏の本格的なコンサートでした(しかも古楽器!)。この1か月というもの、気合いを入れて練習しました。でも1週間降り続いた雨のせいで、本番3日前のリハーサルでヴァイオリンの高音が出なくなってしまいました。ガット弦は湿度にとても弱いのです。どれほど鳴らそうと工夫してみても、「キー」と音にならない音になってしまい、泣きたくなりました。
しかも本番の日も大雨の予報…。
ドイツで古楽を学んでいた友人に相談すると、「松脂を多めに塗る事」「キーとなっても気にしない事」とアドバイスしてもらい、本番は「キー」と鳴る事も受け入れて平常心!と言い聞かせて臨みました。ところが、私の願いが通じたのか、当日は予報と違って雨は降らず、「松脂多め」も効いて、とても良いコンディションで弾く事ができました!ガット特有の響きの美しさを感じる事ができて、メンバー皆で作り上げた音楽を楽しむ事ができて、それをお客様に聴いて頂けて、本当に嬉しくて有り難かったです。
この4人での「テレマン弦楽四重奏」はこれがスタート、もっと突き詰めていけたら良いなと思います。
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