リサイタルの前にクライスラーの著書読破

8月6日(水)京都文化博物館・別館ホールでのリサイタルにあたり、フリッツ・クライスラーの唯一の著書『塹壕の4週間』を読みました。

音楽家としてのクライスラーではなく、軍人としての過酷な従軍体験だけが静かに綴られていました。

本編は重傷を負って除隊となるまでですが、あとがきでその後本格的に演奏家としてアメリカで活動するも、アメリカがドイツとの敵対を打ち出すと敵国側出身であるクライスラーへの風当たりが強くなり、嫌がらせでコンサートができないほど追い詰められた事を知りました。

そんな波瀾万丈な人生の中、美しく優雅な曲を沢山生み出し、温厚で気さくな人柄で親しまれたクライスラー。生涯慈善活動に力を入れ、自分の長年のコレクションまで売り払い寄付にあてた事も有名です。

そんなクライスラーの魅力を最大限伝えられるコンサートにしたいと思っています。

プログラムは予定曲目の他に、『レチタティーボとスケルツォ・カプリース』『W.F.バッハの様式によるグラーヴェ』『祈り(ラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲より)』など全11曲。


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